2024.08.23
【機器紹介】Vol.12 封函機及びエアバランサ
食品部の阿部です。
封函機及びエアバランサについてご紹介します。
今回紹介する機械はエキス製造、粉体製造に直接関わる機械ではなく、
将来的な労働力不足を見据えて女性や高齢者の方でも力仕事が軽々とできるように導入致しました。
【封函機】

【 封函機仕様 】
機器メーカー | ストラパック株式会社 |
型式 | T-2000 |
処理能力 | 最高30ケース/分 |
対応テープ | OPP、クラフト(上下貼り) |
ケースサイズ | 幅 90~150mmの場合 高さ 100~520mm 長さ 150mm~ 幅 150~515mmの場合 高さ 75~520mm 長さ 150mm~ |
製品を詰める段ボールを広げてセットし、手動で1kgボトル製品を詰めます。
梱包した製品を封函機に押し込むと、上下のテープ貼りを自動で行ってくれます。
充填室から外へ繋ぐローラーコンベアも設置しましたので、テープ貼りされた製品の箱はローラー
コンベアを通って流れていきます。
封函機の導入により、綺麗にテープ貼りができるようになり、且つ作業スピードが上がりました。
また、従来までは大量の包材を事前に組み立ててパレットに置いていたため、
包装室が雑然としており動線の妨げになっていましたが、
事前に包材を組み立てることがなくなったことで、美観と動線の改善に繋がりました。
【エアーバランサ】

【 封函機仕様 】
機器メーカー | トーヨーコーケン株式会社 |
型式 | BMG-38W |
対象荷物 | 箱、一斗缶、取っ手付きのポリ容器 |
対象荷物重量 | 38kg(アタッチメントの重量 約16kg含む) |
梱包しテープ貼りされた製品はローラーコンベアを通り、エアーバランサを操作してパレタイズを行います。
アームの先端にたこの吸盤のようなパッド(アタッチメント)を装着し吸引して箱を持ち上げる
方法や、パッドをJ型のフックに取り替えて一斗缶を持ち上げる二つの方法があります。
持ち上げた荷物は空中浮遊して手動で動かしパレタイズします。
エアーの力で荷物とのバランスを保つことにより、女性や高齢者でも軽々パレタイズすることができます。
事前に包材を組み立てることがなくなったことで、美観と動線の改善に繋がりました。
このように弊社では作業効率の改善だけでなく、労働安全対策や将来の雇用不安を見据えて、機械化
も推進しております。
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