よく頂くご質問についてご案内いたします。
製造に関して
- 原料の洗浄機はありますか?また、土のついた原料は受入可能ですか?
- 洗浄機は所有しておりません。 手作業での水洗浄でしたら対応可能です。
- 果実や野菜の原料の皮を剥いたり、種やヘタを取ったりできますか?
- 専用の設備は所有しておりません。 試作段階の少ない量でしたら、手作業で対応可能です。
- 果実や野菜の原料は、どれくらいの量を仕込めますか?
- 通常設備では1,000 kgから2,000 kgの原料を仕込めます(濃縮度合いによります)。
- 原料の大きさに制限はありますか?
- 原料をエキス抽出する釜に仕込む際は、電動石臼(マスコロイダー)で細かく(摩砕)してから仕込みます。
マスコロイダーには、仕込める大きさに制限がありますので、キャベツやカボチャ程度の大きさのものは、事前にカットする必要があります。
粉砕機ご紹介(ダウンロードフォーム) - 食品以外の原料は扱えますか?
- 食品原料、機能性食品素材、食品添加物、食用色素など、食に関わるものや食しても問題ないもの以外は、弊社設備では扱っておりません。
- エタノール抽出はできますか?
- 弊社設備は防爆非対応ですので、危険物に該当しない濃度のエタノール(重量比60%以下)であれば対応可能です。
- 分離機はどのような装置を所有していますか?
- コールドプレス機(油圧式しぼり機)と遠心分離機を所有しています。
コールドプレス機は、容量200 L、150 kg/cm2の圧力があります。
遠心分離機は、遠心力が11,500Gとの2000~5000Gの2タイプあります。併用することで細かい固形分・異物も沈殿除去可能です。
遠心分離機のご紹介 - 濃縮機はどのような装置を所有していますか?
- 遠心薄膜式の減圧濃縮機です。液温を20~90℃の任意の温度で処理でき、水で最大400 L/hrの蒸発能力があります。同型の濃縮機を2機保有しています。
膜濃縮機は所有しておりません。
分離機・濃縮機ご紹介(ダウンロードフォーム) - どこまで濃縮できますか?
- 大型の遠心薄膜式濃縮機の場合は約50 Lまで、小型の場合は2Lまで濃縮できます。
- 濃縮エキス製品のロットサイズは、どれくらいですか?
- 通常設備では最大で500 kg程度、最小で100 kg程度です。小スケールの設備もありますので、より小さいロットをご要望の場合は、お問い合わせください。
- スプレードライヤーの能力を教えて下さい。
- 日産50 kg~100 kg程度です。
スプレードライヤーのご紹介 - 殺菌機はどのような装置を所有していますか?
- プレート式殺菌機です。50~135℃ 熱履歴の少ない加熱殺菌が可能です。処理液は殺菌後、直ちに冷却されます。
- 製品の包装単位について教えてください。
- 濃縮エキス製品は、1斗缶がレギュラーサイズです。1 kgボトル充填も対応します。
粉末製品は、10 kg包装がレギュラーサイズです。小口包装も対応いたしますので、お問い合わせください。 - 最終の末端製品の充填包装はできますか?
- 申し訳ございません。充填設備は所有しておりません。
原料
抽出工程
分離・濃縮工程
乾燥工程
殺菌工程
包装工程
試作・検討に関して
- 試作する際の最小ロットサイズはどれくらいですか?
- 濃縮エキスの場合は約2 Lから、エキス粉末の場合は約1 kgから対応可能です。
- 製造方法や試験方法の開発はできますか?
- 開発段階から対応しております。まずは一度お問い合わせください。
試験に関して
- どんな試験ができますか?
- 以下の試験が可能です。弊社の品質管理部門は、教育された専門の試験担当者が原料の受入試験、工程管理試験、及び製品試験を行っています。また、残留農薬試験、清涼飲料水試験など 外注試験も対応可能です。一度お問い合わせください。
微生物試験: 一般生菌、大腸菌群、耐熱性菌、カビ・酵母
機器分析 : 糖度、色差、酸度、HPLCによる定量試験、GCによる残留溶媒試験、pH、吸光度
その他 : 重金属試験、ヒ素試験、強熱残分試験、乾燥減量