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2024.02.20

【事例紹介】素材提供-メロン粕(搾汁残渣)の有効利用(1)

食品部の駒形です。今回は東京農業大学の特別講義への素材提供をご紹介します。

千歳工場では、赤肉メロンの濃縮果汁を受託製造していますが、製造過程では、以下のように色々なものが出来ます。

原料のメロン果汁:きれいなオレンジ
製品のメロン濃縮果汁:原料よりも濃いオレンジ色
メロン粕(搾汁残渣):きれいなオレンジ。いいにおい
メロンsui
濃縮時に排出する留去水から作成したメロンsui:無色透明の水。でもメロンの香りたっぷり。


これまで、「濃縮果汁」以外は、“廃棄物”として廃棄してきました。ですがメロン留去水もメロン粕(搾汁残渣)も何かに使えるのでは…?ということで、これまで浜理PFSTでは、アップサイクルとしてメロン留去水やメロン粕(搾汁残渣)を使用した製品を開発してきました。

ですが、もっと何かいろいろ作れるはず! しかし何か良いアイデアはない…そこで、東京農業大学 北海道オホーツクキャンパスへ相談に向いました!

迎えてくださったのは、生物産業学部の佐藤 広顕先生。

「生物産業学部には、「オホーツク・フードマイスター検定」という特別講義があるのですが、その講義で学生さんにメロン粕(搾汁残渣)を原料に、試作品を作ってもらう、というのはどうですか?」とご提案いただき、さっそくメロン粕をお届けしました。若い力に期待です!

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