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2024.03.11

【事例紹介】素材提供-メロン粕(搾汁残渣)の有効利用(2)

食品部の駒形です。

前回のニュースでご紹介したように、東京農業大学 佐藤広顕先生とご縁があり、同大学の特別講座「オホーツク・フードマイスター検定」へ、メロン粕(搾汁残渣)を素材提供させて頂きました。

賞品開発を検討して頂くこと約半年、検定の上級に合格した学生さん8名による「地域の食材を活用した商品開発の試食会・プレゼンテーション」に素材提供会社・審査員として招待されましたので、昨年12月16日、再び東京農業大学 北海道オホーツクキャンパスへ行ってきました!

2組4名の学生さんが、メロン粕を活用した「氷菓(ジェラートアイス)」と4種類の「フルーツソース」を披露してくれました! 

あのメロン粕がこんなに素敵な食品になって…ありがとうございます。

氷菓(ジェラートアイス)
4種類のフルーツソース

試食会(審査)前に、素材の紹介や開発したレシピの説明をして頂きました。

みなさんメロン粕の特長をとらえ、それをどのように活かそうか?と工夫と発想を凝らし、いやぁ、素晴らしい!さらに、商品化を見据えて原価の計算まで勉強されており、メーカーの人間としては「しっかりしてる…」と驚きでした。

そして何よりもおいしかった!メロン搾汁残渣を使った賞品提案2組に対しては、浜理賞(金一封)をお渡ししました。

真面目に審査、してますよ!どれも大変おいしかったです(写真提供:生物産業学部 佐藤 広顕先生)
メロン粕を使った提案の方には、浜理賞(金一封)をお渡し

今回のプレゼンテーションでは、網走産未利用カジカを利用した飯寿司(いずし)や、網走で漁獲量が増加しているサバを利用した小籠包などの試作品 2品も頂きました。こちらもとてもおいしかったです。

商品開発時の学生さんたちのコメントには、「(メロン粕は)酸味をわずかに感じるのでチーズ系と合わせる」「前菜として活かしたい」など、”どうしたらこの素材はよりよくなるか?”をたくさん考えて頂き本当にうれしく思いましたし、我々もいろいろなイメージが湧いてきました!

今回開発して頂いたレシピをベースに、商品化に向けた具体的な検討を更に進めていきたいと思っています。メロン粕には、まだまだ可能性がありそうです!

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