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2025.01.24

【事例紹介】素材提供-メロン粕・ハスカップ粕(搾汁残渣の有効利用(3)

食品部の駒形です。

2024年12月21日 今年も報告会に参加して参りました。出張費用削減のため?飛行機ではなく特急オホーツクに乗って5時間半。

やってきました網走市!いやー遠かった。やっぱり北海道は広いです。

「オホーツク・フードマイスター検定 上級コース」活動成果報告会@東京農業大学 オホーツクキャンパス!

1回目の様子はこちら

2年目となる今年は、メロン粕に加えてハスカップ粕を素材提供しました。今回、メロンとハスカップを原料にして3品の商品開発にチャレンジして下さった4名の皆さま、ご協力ありがとうございました。

以下は、作品のご紹介です。どの作品も、メロンのオレンジとハスカップの赤、彩りを生かした鮮やかな作品が、目を楽しませてくれました。

🍈 ハスカップ残滓 赤肉メロン残滓 クリームチーズを使ったパン

1つめから写真取り忘れるという失態…申し訳ない!

ふっくらフワフワの3色パン。白のパン生地の中にハスカップ、赤肉メロン、クリームチーズの3色の餡を入れた欲張りな一品です。

まずはメロン餡部分をパクリ 次にクリームチーズ部分をパクリ・・・ふむふむ。

次はハスカップ餡部分をパクリ そしてクリームチーズを・・・。これはもう無限ループ!すぐに店頭に並ベられそうなレベルでした。

🍈 赤肉メロン搾汁残渣を利用したソース

昨年もソースを考案してくれたチームがありましたが、今年は「もっとおいしくできるハズだ!」と改良してくれました。

とても芳醇な香りのメロン。ですが、加熱すると芋くさくなるってご存じですか?

今年のソースは、その芋くささを抑えるために火入れの時間にこだわって、メロンの香りを最大限残すレシピに改良してくれました。メロンへの愛があふれる一品。ウン、いい香りが残っている!

パン。おいしすぎて撮り忘れてしまいました
こちらはソース。色もオレンジと濃い紫と2色あると、映えますね

🍈 赤肉メロンの搾汁残渣を利用した酢鶏

これは斬新!メロンといえばスイーツ、となりがちですが、総菜への活用を考案してくれました。

酢豚にパイナップルが入っている理由、ご存じですか?パイナップルに含まれるタンパク質分解酵素(プロテアーゼ)が肉を柔らかくしてくれるので、パイナップルを一緒に炒めるとおいしい酢豚が作れるんです。

じつは、メロンにもプロテアーゼが含まれているんです!そのことを知った彼は、肉料理に活用するアイデアを考えてくれました。これがまた、鶏肉に良く合う!

総菜への利用は、新たな可能性を感じます!
これ・・・酢鶏です。縁のクリームチーズで味変を楽しめます。

この報告会は、授業の一環ですので、単なるレシピの開発のみならず、商品企画コンセプト、原価計算、ネーミングに至るまで皆さんアピールされていました。

皆さま、半年間ありがとうございました。

浜理賞をお渡ししました!
皆様お疲れ様でした!

審査の様子は、網走タイムズにも掲載されました。

私たちは、食品残渣の有効活用を通じて、地域や産官学との連携を進めています。

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