浜理薬品工業のDX -秤量データのPC取り込み-

浜理薬品工業のDX、今回は実験室でのDXをご紹介します。
 
当社では、工業化を指向したフロー合成研究に注力していますが、そのラボ実験における送液量は、プランジャーポンプの設定値に対して天秤の秤量値を手動で記録していました。
これにより記録ミスが発生したり、記録タイミングの違いによる実験誤差の発生の種になる、また実験中の手間が大きいなどの問題がありました。
天秤の仕様を確認すると専用ソフトをインストールすることで、天秤の秤量値を常時記録できることがわかったのでPCと天秤を接続し、ソフト内で送液量のデータ取得ができるようにしたところ、天秤の読み取り精度の向上と実験に係わる人的コストが削減できました。
 
浜理薬品工業は、今後もDXを推進してまいります。

    2025年11月7日