経営品質向上活動

経営品質向上活動とは?

当社は2011年より経営品質向上活動に取り組んでおり、2019年に関西経営品質賞ゴールドを受賞、2024年に「経営デザイン認証」ランクアップ認証を取得しました。

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経営デザイン認証

「経営品質」とは、組織が目指す理想的な姿の実現に向けて経営革新している現在の経営の状態をいいます。
「経営品質の向上」とは、「①現在の経営状態の評価(アセスメント)」→「②改善・改革(経営革新)」→「③経営のレベルを上げる(成熟)」の循環を生み出すことにより、組織が目指す理想的な姿に近づけることをいいます。

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顧客本位

お客様の視点から仕事のやり方や経営を考える
 
<浜理グループの取り組み>
 
◆顧客満足度アンケート
定期的にアンケートを実施することにより、お客様のご要望や当社の課題を抽出しています。
アンケートの御礼に当社原薬工場の見学会を開催し、原薬製造の現場をお客様にご見学いただいています。
これもお客様の「若い社員はなかなか原薬の製造現場を見ることがない」というお声から発案されたもので、お客様での社員教育にお役立ていただいています。

独自能力

他社にはない独自の強みを持つことにより、お客様に選ばれる
 
<浜理グループの取り組み>
◆医薬品開発のあらゆるステージでのサービスの提供
原薬合成に関しては常にお客様にご提案できる技術を持ち続けることが重要と考えています。
中小企業では自社開発が難しいポラプレジンクの創薬の経験を生かし、現在もリード化合物の創出をサポートしています。

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最近では、ペプチド合成やフロー合成といった技術を蓄積しており、これらの分野のダントツを目指しています。
2015年からは、このような技術をはじめ、研究課員が見出した優れた技術を投票により順位づけし、Chemistry of The Yearとして表彰するとともに成果発表を行い、研究員が切磋琢磨することで技術レベルの向上につなげています。

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社員重視

社員一人ひとりがやる気と能力を発揮でき、社員同士が協力・連携することでチーム力を高める
 
<浜理グループの取り組み>
◆各種表彰制度
社長賞、精励賞、グループ賞、Chemistry of The Yearといった表彰制度や5S活動等のボトムアップの活動により動機づけを行い、当社の目指す“自律型社員(自ら考えて行動する人)”の育成につなげています。

 

◆5S活動と業務改善活動
先端技術の開発には、当社の5S活動等による地道な改善が下支えしています。
当社の5S活動について
1992年、浜理PFST 米沢工場(旧 米沢浜理薬品工業)より開始した5S活動は、1995年に浜理薬品工業、2015年に浜理PFST 千歳工場(旧 チトセ浜理薬品)と、グループ全体で推進しています。
当社の5S活動は、5S(整理、整頓、清掃、清潔、躾)の基本行動に加えて、業務改善活動、伝達教育活動、改善提案制度を組み合わせたところに特徴があります。
改善提案制度とは、業務を通して感じた不具合の改善を報告するもので、累計40,300件(グループ全体)提出されており、今でも毎年2,100件以上提出され続けています。
業務改善活動とは、日々の業務では後回しになりがちな“重要度は高いが緊急度が低い”課題を部署ごとに選定し、6ヶ月を1ブロックとして改善に取り組むものです。製造機器の操作方法やノウハウの共有といった“伝達教育”や、将来の投資につながるような改善をテーマとして取り上げ、組織を活性化させています。

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社会との調和

企業は社会システムの一役を担い、地域社会に貢献する
 
<浜理グループの取り組み>
◆科学実験教室の開催・図書寄贈
当社の主な事業分野である医薬品開発は有機合成化学と深い関わりがあります。
明日を担う子どもたちに科学に親しんでもらうことが医薬品業界や化学業界への貢献につながると考えており、地域の小学生を対象とした科学実験教室や科学に関係する図書の寄贈を定期的に行っています。
こうして科学に親しんだ子どもたちが浜理グループに入社したい!と思っていただけるような優良企業へ育てることが私たちの目標です。