髙美仁三郎は、1947年7月「浜理化学研究所」を創立。人工甘味料サッカリンの製造を開始します。これが、現在の「浜理薬品工業」の礎となりました。

ある日、髙美仁三郎に呼び出された研究部長と研究部員 数名。”最優先の仕事”と、1つの構造式を手渡されます。弱小「浜理薬品工業」が世界に先駆けて工業生産に挑みます。

多くの先生方との出会いとひらめきにより、中小企業ながら新薬開発、発売に至る事ができました。

現在、HAMARIは全社、全部署を挙げて5S（整理、整頓、清掃、清潔、躾）活動と業務改善に取り組んでいます。しかし活動の始まりは、過去の苦い経験にありました。

医薬品の新規合成プロセス開発という目標を掲げ、タイトなスケジュールのなか、HAMARI独自の不斉水素化反応触媒 HAMOC^®は誕生しました。

新規なアミノ酸構築法の開発を目指して開始した新たな挑戦が、HAMARIに幅広い人的交流と大きな成果をもたらしました。