事業内容  HAMARIが選ばれる理由 | お困りごと解決事例

お困りごと解決事例

HAMARIはこれまでに確かな実績と豊富な経験でお客さまのお困りごとを解決してきました。

フロー合成

高温・高圧下での反応を大量スケールで行いたいが、大きな設備投資やエネルギーコスト、安全リスクの問題が生じている。

お困りの反応にフロー合成を適用することで、大規模設備投資が不要となり、省エネルギー・省力化・安全性向上などのメリットが得られます。

後工程で除去が困難な不純物がある。バッチ反応で種々検討したが抑制が出来ない。

フロー合成で反応させることで、(バッチ反応では難しい)反応時間の厳密な管理を実現できました。これにより、不純物を1%以下に制御することが可能となりました。

温度制御に注意が必要な反応や危険試薬を取り扱う反応を安全に行いたい。

温度制御が容易なフロー合成の活用により、ニトロ化などスケールアップ時に危険を伴う反応を安全に実施できます。また、トリホスゲンなど毒性の高い試薬を閉鎖系で安全に利用可能です。

ラボでのフロー合成の実績しか無く、スケールアップできるか不安。

工場での数十~百kg製造の実績があります。ぜひ一度ご相談ください。
フロー合成のご紹介

ペプチド原薬

マイクロウェーブペプチド合成装置での合成実績しかない。

スケールアップ検討を行い、ロバストな製法をご提案することが出来ます。

粗ペプチドの合成実績しか無く、精製に関して検討出来ていない。

精製工程以降の検討も可能です。最適なクロマト充填剤の探索、粉末化、乾燥などの工程を検討します。

精製工程で採算が合わず、開発が中止になりそう。

最適なクロマト充填剤の探索に加え、高純度の粗ペプチドを得る技術を用いて精製工程での負荷を軽減し、時間の短縮とコスト削減のご提案も可能です。

ペプチド高薬理活性化合物の受託製造をしてほしい。

少量ペプチドの製造をcGMP管理下で実施しており、10~30-merの長鎖及び環状ペプチド、コンジュゲート等に幅広く対応しています。

ポリペプチドに除去困難な不純物が混在し、高純度のポリペプチドが得られない。

目的とするポリペプチドの合成にハイブリッド合成法*を適用することにより、高純度のポリペプチドを収率良く得ることができます。
ハイブリッド合成法を用いたポリペプチドの合成例として、enfuvirtide (HIV融合阻害剤)1やtirzepatide (2型糖尿病治療薬)2が報告されています。
1. S. E. Schneider et al. J. Pept. Sci. 2005, 11, 744–753.
2. M. O. Frederick et al. Org. Process Res. Dev. 2021, 25, 1628–1636.
ペプチド原薬

高薬理活性原薬

高薬理活性の注射用原薬を製造できるところを探している。

注射用原薬も可能な設備にて、10~20 kgバッチのGMP製造に対応しています。

GMPに対応した少量原薬製造を依頼したい。

GMP製造に対応した数g~1 kgの少量原薬も対応可能です。

ペプチド高薬理活性化合物の受託製造をしてほしい。

少量ペプチドの製造をcGMP管理下で実施しており、10~30-merの長鎖及び環状ペプチド、コンジュゲート等に幅広く対応しています。

化合物のプロセス検討も頼みたい。

これまでの豊富なプロセス開発の実績とノウハウの蓄積に基づいて、ニーズに応じた合成法や分析法の提案・検討を行います。

密接なコミュニケーションをとりながら、柔軟に対応してくれるところを探している。

・高薬理活性原薬の扱いに精通した担当者が、お客様との双方向コミュニケーションを重ねることで、より良い解決策を提供します。
・実機製造の知識と経験を有する研究技術者が最適化した製法を、工場に技術移管して本製造を行います。
・高薬理活性ではない中間体の製造を他の設備で行うことにより、最終原薬の製造までを効率的に一貫して行うことができます。
その他、お客様のご要望に柔軟に対応いたします。
高薬理活性原薬(HPAPI)

研究・分析法開発

後工程で除去が困難な不純物がある。バッチ反応で種々検討したが抑制が出来ない。

フロー合成で反応させることで、(バッチ反応では難しい)反応時間の厳密な管理を実現できました。これにより、不純物を1%以下に制御することが可能となりました。
フロー合成のご紹介

安定性試験で増加する微量不純物があり、構造を決定したい。

特定の溶媒で加熱すると微量不純物が増加することを見出し、単離した微量不純物についてLC-MSで分子量を特定しました。一方、類似化合物の副生成物について文献調査して構造を推定。別途合成により特定しました。

結晶化の工程でオイルアウトし、固まっても飴状になる。溶媒が残留してしまう。

溶媒、温度、攪拌速度など種々の条件を検討し、良好な結晶が得られる晶析方法を見出しました。
受託研究のご紹介

製造法開発

水系スプレードライで医薬品のGMP製造できるところが少なく、技術移転先がみつからない。

少量のスプレードライ機を用いての検討、スケールアップ試作を通じての確認で対応能力を確認し、技術移転を成功させて実生産につなげました。
製造設備(スプレードライヤー)

スケールアップした際に、乾燥工程に長時間がかかることが懸念された。

課題解決のため、液つなぎで次工程を行うことを検討しました。反応は問題無く進行して、得られる化合物の品質も良好でした。

ワンストップ対応

実験室レベルの合成実績しかなく、医薬品上市までサポートしてくれる会社を探している。

ラボスケールからパイロットスケールでの製造方法の確立、不純物管理法確立、スケールアップGMP製造、PQ/PV、原料供給先の評価登録、商業生産まで一貫して対応しました。

海外のAPIの登録申請、輸入業務をトータルに任せられる会社を探している。

品質確認・保証、現地監査、MF登録申請、輸入業務・品質管理と保管在庫管理を、トータルに対応しました。

製造段階まで開発が進んだが、希望するスペックの原料が見つからない。

HAMARIは原薬や原料の取次販売を行っています。長年にわたる原薬製造の経験を活かし、高品質の原薬および原料の供給体制を構築していますので、一度ご相談ください。
原薬・原料の取次販売