浜理PFSTでは、国際的な環境マネジメントシステム規格であるISO 14001の認証取得をしており、効果的なシステム運用とともに、社会的な評価を得ています。
安全衛生については、リスクアセスメントを行い、危険予知とその対策を従業員に教育し、実践することにより、安全で快適な職場環境を実現しています。
浜理薬品工業は、人々の健康に関わる製品を取扱う生命関連企業に従事するものとして、法令遵守はもとより社会の信頼に応える高度な倫理観をもって行動します。
私たち浜理薬品は、全ての企業活動において、EHSマネジメントシステムを経営の重要な柱として位置づけ、全社で取組んでいきます。
当社に関わる全ての人の「安全」と「健康」の確保を最優先し、労働安全衛生活動を積極的に務めると共に、「地球温暖化防止」「資源保護」「自然環境との調和」を重点テーマとする環境保全及び汚染予防を積極的に推進していきます。さらには、地域社会と協調しながら社会貢献活動を推進し、社会との共生を実現していきます。
※別途、浜理PFST 米沢工場にはEHS方針、千歳工場には環境方針があります。
生物の住む大切な地球を守り次世代に引きついでいくために、地球環境の保全は人類共通の最重要課題であるとの認識のもと、浜理PFSTは環境方針を制定し、全社的に活動しています。
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事業を取り巻く環境リスクはますます多様になり、将来的な事業継続を見据える時、環境リスクの低減努力や環境への貢献活動の重要性が増しています。浜理PFST 米沢工場は2000年3月に環境方針を初版制定、2001年2月に山形県内原薬製造工場として初の環境マネジメントシステムISO14001認証を取得、千歳工場も2013年4月にISO14001認証を取得しました。
典型7公害関連法の順守は当然として、公害・災害は絶対に出さないことや、更に廃棄物削減、省資源・省エネルギー活動等を実行してきています。その考え方の基本は、身近なことから下記に示す(3)(4)(5)の3Rに努め、源流管理として(1)(2)まで遡って5Rを実行しています。行動する際に「現在あるものを大切に有効に使って消費を抑制すること」を考慮しています。
*RETRIEVE ENERGYの熱エネルギーでの利用は最後の活用
私たちは有機溶剤等の化学物質の適切な管理と使用量削減、省エネルギー、廃棄物削減、環境負荷低減を目指した生産プロセスの改善の共通のテーマについて全従業員が十分に理解し、取り組むようにしております。そのため、全従業員と関係業者様へ定期的に環境保全に関する教育を実施しております。
また、更に環境リスク低減のために、想定される環境災害に対して、災害対策訓練を計画的に実施しております。
私たちは、色々な種類の化学薬品を大量に購入しておりますが、これらの原材料に対しても地球環境保全の視点から選択しております。使用重油に関しては、環境にクリーンな硫黄分の少ない重油を選択しております。また、使用後に発生する空容器に関しては、再度メーカーさんへ利用して頂くルートの開発を行い実施しております。
このように、メーカー様とキャッチボールを行いながら環境対応企業様から優先的に購入しております。
私たちは資源を節約し廃棄物の発生を削減するために、次のテーマの活動を行っております。
これまで焼却処分されていたプロセス廃液をA重油と混合焼却させるシステムです。この「副生液燃焼システム」では、弊社から排出される副生液(プロセス廃液)を、専用エマルジョン装置を用いてボイラーで燃焼させ、熱エネルギーとして工場で使用します。
その効果は、重油使用料の大幅な削減(944kl/年→413kl/年)だけでなく、廃棄物削減にも寄与し、年間2000万円の効果金額となりました。また、(NEDO)エネルギー使用合理化事業者支援事業の申請も行っています。
環境保全活動の成果に対して、平成15年度山形県環境保全協議会より「山形県環境保全推進賞」を受賞しました。
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地球環境問題への対策は当社にとっても不可欠の課題であり、環境への的確な取組みが必要です。
米沢浜理薬品工業(株)(現 浜理PFST(株) 米沢工場)は、2000年3月27日に環境方針を制定、2001年2月16日付で、山形県内原薬製造工場として初の環境マネジメントシステムISO14001の認証取得しました(登録番号JQA-EM1323)。認証の取得範囲は、浜理PFST 米沢工場の医薬品原薬、医薬中間体、食品添加物、化粧品原料などの開発、製造に関する全ての事業活動です。
私たちは、これからもISO14001による管理体制の維持改善、省エネ・省資源に一層の努力を傾注し、環境管理活動に万全を期して、お客様をはじめ地域社会等関係各位の期待に更に応えて参ります。
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