HAMARIでは、医薬品原薬製造という専門性の高い分野においてもデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進し、デジタル技術を活用した業務効率化と製造品質の向上、さらに新たな価値創造を目指しています。これにより、変化する市場ニーズに迅速に対応し、お客様へより高品質な製品とサービスを提供します。
 浜理PFSTのDX戦略
 情報セキュリティ基本方針(浜理PFST)
去る2025年2月7日、山形県高度技術研究開発センターで開催された「DX推進計画策定支援事業 成果報告会」
 の「DX計画の実行事例紹介」にて、浜理PFST 米沢工場の取り組みを紹介しました。今年度の成果報告会では、他に2社が発表を行いました。
 
  
 浜理PFST 米沢工場は、今後もDXを推進してまいります。
浜理PFST株式会社は、このたび経済産業省が定めるDX(デジタルトランスフォーメーション)認定制度に基づき、「DX認定事業者」の認定を取得しました。
 今回、当社の取り組みが経済産業省の定める認定基準を満たしていること、ステークホルダーへの適切な情報開示をしていることなどが評価され、本認定取得に至りました。

DX認定制度とは、「情報処理の促進に関する法律」に基づき、「デジタルガバナンス・コード」の基本的事項に対応する企業を国が認定する制度です。
浜理PFST株式会社では、2021年よりDX推進として「IoT倶楽部」をスタートさせ、社内風土の醸成に努めてまいりました。
 活動を更に発展させた取り組みである「HAMARI DX」では、「逸脱・トラブル ゼロの安定供給」ニーズに応える自律型スマート工場を目指すため、当社およびHAMARI全グループが持つ様々な技術を組み合わせることでイノベーションを推進し、持続可能な社会の実現に貢献します。
浜理PFST 千歳工場のDXをご紹介します。
 ハマリPFST 千歳工場 食品部では、デジタル活用による業務の効率化や製造記録のペーパーレスを実現するため、「カミナシ」を導入しています。
 デジタル化を進めることでムダをなくし、従業員の満足、お客様の満足を向上させるよう、努めて参ります。
 詳細(食品 原料加工専用サイトへ)
浜理PFST 千歳工場のDXをご紹介します。
 千歳工場では、Pythonというインターフェイスと、SQL Serverというデータベースによる機器管理システムに取り組んでいます。
 これは、既に構築している試薬管理システムを応用した取り組みです。
  
 
  
 機器管理システムの概要は以下のとおりです。
 1.新規ガラス器具を登録します。
   情報は、データベースに保管されます。
   この情報の集積化により、データ抽出や編集などが容易になります。
 2.入庫
   登録した器具の管理番号と、使用用途を入力します。
 3.使用
   器具を使用した品目・工程・洗浄方法のデータを追加します。
 4.履歴検索
   1から3のデータの集積によって様々な検索ができるようになります。
   誰でも容易に目的にあった器具の選定を行うことができるようになりました。
  
 浜理PFST 千歳工場は、今後もDXを推進してまいります。
浜理PFST 千歳工場のDXをご紹介します。
 千歳工場には冷凍コンテナが3台あり温度確認が必要ですが、以下のような問題点がありました。
 <問題点>
 ・1回/日、目視での温度確認と記録表への転記が必要
 ・1回/月の記録紙の交換が必要
 ・冬季は、コンテナまでの道のりを除雪する必要がある
  
 
  
 これらの問題点を、データロガーを設置することで、クラウド上でトレンド確認が出来るようにしました。
 これにより以下のようなメリットがありました。
 ・毎日の温度の確認時間が短縮できた
 ・記録紙の交換が不要になった
 ・冬季の除雪が不要になった
  
 
  
 浜理PFST 千歳工場は、今後もDXを推進してまいります。