ニュースリリース

【掲載】食品化学新聞-浜理薬品 メシマコブ市場へ参入 韓国製医薬品グレード取り扱い

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2005年3月31日掲載「食品化学新聞」

 

浜理薬品工業がメシマコブ市場への新規参入に乗り出す。独自の浸水培養技術を用いて製造された韓国・丸仁製薬社製品の日本における独占販売権を取得したもので、現在、サンプルワークを進めている。今後は評価が済み次第、医薬品グレードとして製造される同品を健康食品市場に浸透させていく考えだ。

 
韓国・丸仁製薬社の製品は、「PL7」の菌株を使用。韓国全土で採取されたメシマコブを研究し製品化されており、菌株は韓国当局で保管・管理される。独自の浸水培養技術(特許取得済み)の開発に成功したことから、安定した品質・生産が可能となった。そのため、重金属含有が低く、また、培養によって得られた菌糸体の熱水抽出物は、粉末時にダマになりにくく、作業効率の向上が図られる等の特徴を持つ。

 
韓国では、メシマコブが医薬品として承認されており、その品質は高く評価されている。浜理薬品工業は、丸仁製薬社の高品質製品をアイテムとして有することで、市場参入を図る。なお現在、国内のメシマコブは、免疫活性効果の認知が高まり、100億円を超える市場となっている。

    2005年3月31日


【掲載】化学工業日報-浜理薬品 受託製造設備を増強

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2005年3月31日掲載「化学工業日報」

 

浜理薬品工業(本社・大阪市・髙美時郎社長)は、医薬品原薬および中間体の生産体制を強化する。同社のコア事業である医薬品製造受託事業は国内外製薬企業からの注文が増加、最近では国内大手から大型案件を受注するなど好調で、現有設備はフル操業の状況という。同社はすでに主力生産拠点である米沢浜理薬品工業(本社・山形県米沢市)敷地内に第三工場建設に着手しており、今年七月に稼動させる予定。
新工場の総床面積は二千百六十平方メートルの三階建て。総工費は約十億円。
医薬品製造の国際基準に対応するためcGMPに準拠する医薬品製造設備を導入するほか、環境負荷低減にも配慮した設計仕様になる。新工場の増設により、第一、第二工場を合わせた最大生産能力は約30%拡大される見込み。
米沢浜理薬品は、浜理薬品の主力生産部門として一九八〇年設立、現有備である第一、第二工場は米食品医薬品局(FDA)の査察に適合するなど、最新鋭の医薬品製造設備を備える。近年は国内外の製薬企業からの受託案件が増加、なかでも海外企業からの評価が高く受託売上高(昨年度約五十億円)の約四〇%を占める。
また、今年の四月の薬事法改正を機に国内医薬品製造の受委託が活発化する予測もあり、同社ではさらなる需要拡大に対応するため生産体制を一層強化し、受託事業の拡大につなげる考え。

    2005年3月31日


【掲載】健康食品新聞-特集「α-リポ酸の動向を探る」 高品質製品開発 独自の精製・結晶化技術駆使

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2005年3月30日掲載「健康食品新聞」

 

浜理薬品工業(大阪市中央区、06・3270・1921)は独自の精製および結晶化技術を駆使したリポ酸を新しく開発、このほど新規参入を果たした。

同社はかねてから高品質をめざし品質改良を積み重ねてきており、 独自製法の製造技術が整ったことから、 この時期の上市に踏み切った。発売当初の4月は、すでに予約を受けているユーザーへの供給が中心となるが、既存設備において年間15~20トン程度の生産が可能なことから、随時、新規ユーザーへの販売を進めていく考えだ。

 

同社が取扱う製品は、独自の製法(特許出願中済)を確立し自社工場にて製造されたもので、残留溶媒や不純物等を極限まで低減し、菌試験に合格したもののみ提供するのが特徴。シクロヘキサンなどすべての残留媒体が検出限界以下(1ppm以下)、液クロを用いた分析方法では重合物が不検出、トルエン法でも0.1%以下の結果が出ており、業界自主規格を大幅にクリア。また同社製品は製品の結晶が細かいため、ユーザーからの評価は高く、ソフトカプセルへの利用が期待される。

    2005年3月30日


【掲載】健康産業速報-浜理薬品、α-リポ酸の供給開始

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2005年3月29日掲載「健康産業速報」

 

浜理薬品工業(06・6322・0191)はこのほど、α-リポ酸の原料供給を開始した。今月は、すでに予約を受けている企業への供給が中心となるが、今後は幅広い展開を開始していく。

 

同社の原料は、特許出願中の独自製法を用いて、国内の自社工場で製造する。同社では「業界自主規格を大幅に上回る品質を目指して開発を進めてきた」と自信を示し、残留溶媒や重合物が少なく、α-リポ酸特有の臭いも少ない点を訴求する。残留媒体は、シクロヘキサンやエタノールを含むすべての溶媒が1ppm以下となっている。結晶が細かい点も特徴で、「ソフトカプセルへの応用が期待している」という。

 

年間15~20トンの生産が可能。今後積極的に拡販を図る。また、同社の中心素材であるL-カルチニンとの組み合わせ提案も行っていく計画。同社では併用時の相乗効果について、各種の研究が進行中だ。

    2005年3月29日