ニュースリリース

【出展】食品開発展2023*本イベントは終了いたしました。


浜理薬品工業株式会社は食品開発展2023に出展します。
カルノシンや浜理PFST 千歳工場食品部のエキスやエキス粉末受託をご紹介します。
 
会期:2023年10月4日(水)~6日(金)
会場:東京ビックサイト 西館展示棟
ブース番号 2-052
 
食品開発展2023

浜理PFST 食品加工専用サイト
 
皆様のご来場を心よりお待ちしております。

    2023年8月22日


【R&D化学ネタ】Vol.3 Nirmatrelvir (COVID-19 治療薬) part 4

研究開発部 深澤です。「R&D化学ネタ」今回で”Nirmatrelvir (COVID-19 治療薬)”は最終回です。

part 1 part 2 part 3

 

Nirmatrelvir (1) の現在の合成方法

Nirmatrelvir (1) の現在の合成方法を下図に示します1
まず、5の塩酸塩をトリエチルアミンで中和した後、水酸化ナトリウム水溶液でメチルエステルを加水分解し、ナトリウム塩30を得ます。なお、ナトリウム塩の代わりにリチウム塩を合成することもできますが、物理的特性の点でナトリウム塩が良いそうです。
次に得られた30と保護アミノ酸11を縮合してカルボン酸9を得た後、EDCとHOPO (2-Hydroxypyridine-N-oxide) を用いたアミン4との縮合により、アミド10をMEK溶液として得ます。続いてトリフルオロ酢酸無水物を使用した末端アミドの脱水反応とMTBEとIPAcの混液からの晶析により、Nirmatrelvir (1) のMTBE和物が得られます。最後にIPAcとヘプタンの混液から晶析させることで、無溶媒和物のNirmatrelvir (1) が得られます。
この合成経路は、メディシナルルートよりも合成の収束性等に優れ、100 tを超える製造実績を積み上げることができました。

Nirmatrelvirの現在の合成方法
Scheme 1 Nirmatrelvir (1) の現在の合成方法

 

出典
1 ACS Cent. Sci., 2023, 9, 849–857

 
上記の合成経路では、3つのユニットを繋いだ後にニトリルへと変換 ( (10) → (1) ) しています。より収束的な合成のためには、アミド4をあらかじめニトリルに変更しておけば良いのですが、不純物の低減に時間がかかり、緊急使用許可を得るまでのスケジュールに影響するため、今回の合成経路を選択したそうです。

 

今回紹介したNirmatrelvir (1) の合成プロセスの詳細は、今後論文等で公表されるそうです。

 

ちなみにACS Spring 2023でのこの講演の質疑応答の際に、実際に質問者の夫が服用したとの話があり、「Pfizer社だけではなく、全ての科学者に対して感謝しています」とコメントされ、会場全体で大きな拍手が自然と発生しました。

part 1 part 2 part 3

    2023年8月10日


【R&D化学ネタ】Vol.3 Nirmatrelvir (COVID-19 治療薬) part 3

研究開発部 深澤です。「R&D化学ネタ」今回も引き続き、”Nirmatrelvir (COVID-19 治療薬)”のご紹介です。

part 1 part 2

 
今回は、Nirmatrelvir (1) を実製造する際に使われる3つのフラグメント1のうち、保護アミノ酸11とアミン4の塩酸塩の合成について紹介します。

実製造においてNirmatrelviを構成する3つのフラグメント
Scheme 1 実製造においてNirmatrelvir (1) を構成する3つのフラグメント

 

保護アミノ酸11の合成

保護アミノ酸11はt-ロイシンにトリフルオロ酢酸エチルを作用させることで、簡便に合成できます2

 

アミン4の塩酸塩の合成

グルタミン酸誘導体27のジアステレオ選択的なアルキル化により、ニトリル28へと誘導します。続いてニトリルの還元に続く分子内環化によりラクタム2が得られます。2はクロマトグラフィーにより精製することも可能ですが、トシル酸によるBoc基の除去を実施し、アミン29のトシル酸塩とすることで、クロマトグラフィー精製を回避することができました3
ラクタム2に関しては、これまで商業生産されたことはありませんでしたが、これまでの成果を生かして外部の製造業者への技術移転をスムーズに実施できたそうです。
得られた29は、2003年にSARS CoV-1に対する治療薬の開発研究の中で見つけられたプロテアーゼ阻害剤の重要な部分骨格の一部でした。そのため、基本的な合成経路は、その時の知見が生かされており、残りは29から4への変換のみとなります。外部の製造業者では、2つの合成経路で4の塩酸塩を製造しています。1つは、アミノ基をBoc保護した後、メチルエステルをアミドへと変換し、Boc基を除去する合成経路 (Route A) で、もう1つは、直接29から4へと変換する合成経路 (Route B) です1

合成ルート
Scheme 3 アミン4の塩酸塩の合成ルート


 

なお、これまで述べた3つのフラグメントは、外部の製造業者によって合成されています。

 

出典
1 ACS Cent. Sci., 2023, 9, 849–857
2 WO2021250648A1
3 Org. Process Res. Dev., 2023, 27, 78–83

 

Nirmatrelvir (COVID-19 治療薬) のR&D化学ネタ、最終回は、Nirmatrelvir (1) の現在の合成方法について紹介します。

 
part 1 part 2 part 4

    2023年8月9日


【R&D化学ネタ】Vol.3 Nirmatrelvir (COVID-19 治療薬) part 2

研究開発部 深澤です。「R&D化学ネタ」今回も引き続き、”Nirmatrelvir (COVID-19 治療薬)”のご紹介です。

part 1

 
今回は、Nirmatrelvir (1) を実製造する際に使われる3つのフラグメント1のうち、5の塩酸塩の合成法を紹介します。

実製造においてNirmatrelviを構成する3つのフラグメント
Scheme 1 実製造においてNirmatrelvir (1) を構成する3つのフラグメント

 

5の塩酸塩の合成

化合物5はNirmatrelvir (1) 以外にもBoceprevirの部分骨格にも含まれ、製造実績があります2
Ethyl chrysanthemumate (12) を出発原料とし、オレフィンの酸化開裂及び加水分解により、カロン酸 (13) を得ます。次に無水酢酸溶媒中で加熱還流することで、カロン酸無水物 (14) へと誘導します3。続いてアンモニア水で処理し、イミド15へ誘導した後、LiAlH4還元によりピロリジン誘導体16を得ます4。得られた16に対してアミン酸化酵素を用いた非対称化により中間体17を経由してスルホン酸ナトリウム18へと誘導します2。最後にニトリル基の導入 (1819)、加溶媒分解 (195)、塩酸塩化 (55 HCl salt) により、目的とする化合物が得られます2

5の塩酸塩の合成ルート
Scheme 2 5の塩酸塩の合成ルート

 

他にもコバルト触媒を用いた短工程での5の塩酸塩の製造 (200 kg/batch) にも成功しています。
プロリン誘導体20を出発原料とし、Boc保護と水酸基の脱離基への変換により、カルボン酸21を得ます。続いて塩基を用いた水酸基の脱離により、オレフィン22をジエチルアミン塩として得ます5。この脱離反応はオレフィンの生成位置が異なる異性体が生成しますが、種々検討することで、最適な条件を見つけています(後述)。
次にカルボン酸22をメチルエステル23へと誘導6した後、23のオレフィンのシクロプロパン化7により、目的とする立体化学を有する24を得た後、脱Bocし5の塩酸塩へと誘導しています1

コバルト触媒を用いた短工程での5の塩酸塩の合成ルート
Scheme 3 コバルト触媒を用いた短工程での5の塩酸塩の合成ルート

 

2122での変換では、塩基の選択が重要でした。最初に水素化ナトリウムをDME溶液中で作用させたところ、目的の22がラセミ化をある程度抑制しつつ得られました(entry 1)。しかしながら、スケールアップすると再現性が得られなかったことから条件を検討しなおすことにしました。2級アルコール及び3級アルコールのナトリウムアルコキシラートを作用させると完全にラセミ化しました (entry 2, 3)。嵩高い1級アルコールを作用させると望ましくない異性体25が主に生成しています(entry 4)。ナトリウムメトキシドを作用させた場合は、ラセミ化は抑制されたものの、異性体比はentry 1よりも低下しています (entry 5)。さらに1級アルコールを検討したところ (entry 6~9)、entry 9の条件が最良であることが判明しました。Entry 9で使用するアルコキシラートは3級アミンでもあるため、酸性条件下での後処理により容易に除去できるため、操作性にも優れています5

21→22の変換における塩基の条件検討
Table 1 2122の変換における塩基の条件検討

 

出典
1 ACS Cent. Sci., 2023, 9, 849–857
2 J. Am. Chem. Soc., 2012, 134, 6467–6472
3 US2005/0059648A1
4 JP5247466B2
5 Synthesis, 2004, 14, 2367-2375
6 WO2007017698A1
7 Angew. Chem. Int. Ed., 2018, 57, 13902-13906

 

次回は、保護アミノ酸11とアミン4の塩酸塩の合成について紹介します。

 
part 1 part 3

    2023年8月8日


【R&D化学ネタ】Vol.3 Nirmatrelvir (COVID-19 治療薬) part 1

研究開発部 深澤です。「R&D化学ネタ」今回は、私が参加しポスター発表したACS Spring 2023の講演から注目した内容をご紹介します。”Nirmatrelvir (COVID-19 治療薬)”です。

ポスター発表 ニュースリリース
 

Nirmatrelvir (PF-07321332, 1) はPfizer社が開発したCOVID-19 治療薬です。FDAからは2021年12月に緊急使用許可が出され、日本では2022年2月に特例承認されました。日本では、商品名”パキロビッドパック”として販売されています。
COVID-19は、2019年12月に中国の武漢で発見され、約2年後の2021年11月には、早くもPfizer社よりNirmatrelvir (1) の第I相臨床試験の結果が公表されました1
2020年7月に実験室にて最初の合成が達成され (mgスケール)、わずか17ヵ月後の2021年12月には、数百kgスケールでの商業生産にまで漕ぎつけています。

Nirmatrelviのメディシナルルート
Scheme 1 メディシナルルート

 

二環式ピロリジン誘導体5の塩酸塩とBoc保護されたアミノ酸6とのHATUを用いた縮合により、アミド7を得た後、メチルエステルの加水分解及びBoc基の除去によりアミン8の塩酸塩を得ます。続いて、トリフルオロ酢酸エチルを作用させ、トリフルオロアセトアミド9へと変換した後、4の塩酸塩との縮合により、アミド10を得ます。最後に、C末端アミドのBurgess試薬を用いた脱水反応の後、MTBEと酢酸エチルの混液から結晶化させることで、Nirmatrelvir (1) のMTBE和物を得ます。そのMTBE和物をIPAc/heptane混液から晶析させることで、Nirmatrelvir (1) が得られます。

 

Nirmatrelvir (1) が、COVID-19の治療薬として使用できる見込みが立ったため、実製造に適した合成法を検討することになりました。
実製造では、上記の合成経路よりも収束的な経路を選択しています。すなわち、上記で使用していたBoc保護されたアミノ酸6の代わりに保護基の変換が必要とならないトリフルオロアセチル基で保護されたアミノ酸11を使用することとし、3つのフラグメントからNirmatrelvir (1) を合成する経路へと変更しています2

実製造においてNirmatrelviを構成する3つのフラグメント
Scheme 2 実製造においてNirmatrelvir (1) を構成する3つのフラグメント


 

出典
1 Science, 2021, 374, 1586-1593
2 ACS Cent. Sci., 2023, 9, 849–857

 

次回は、この3つのフラグメントの合成経路をご紹介します。

part 2

    2023年8月7日


【一挙配信】ペプチド・タンパク質の合成法を深く学ぶ 第1~3回*本イベントは終了いたしました。


HAMARIウェビナー ゲスト講演 ”深く学ぶ” シリーズのこれまでの動画を一挙配信します。
フォームに必要事項をご記入いただければ、どなたでも視聴できますので、部内や関係者へ共有していただくことも可能です。
2023年8月7日(月)から1週間の期間限定でご視聴いただけます。
*本配信への申込を終了いたしました。たくさんの申込ありがとうございました。

 
【演題】
 ペプチド・タンパク質の合成法を深く学ぶ
 ~ケミカルライゲーション法の登場から最新の進歩まで~
  第1回 その発見と初期展開
  第2回 補助基を用いる手法の開発と利用
  第3回 ペプチドチオエステルの合成
【講師】井澤 邦輔 先生(元味の素株式会社理事)
【要旨】
 本ウェビナーは、HAMARIウェビナー ゲスト講演 ”深く学ぶ” シリーズです。
 ゲスト講師として井澤 邦輔 先生をお迎えして、複数回にわたって開催いたします。
 第1回は、Native Chemical Ligation (NCL) の発見と初期展開について、前編・後編に分けてご紹介いたします。
 第2回は、Cysやチオール置換アミノ酸を用いないNative Chemical Ligation (NCL)です。N端に特定の補助基を使用する手法とその研究展開について掘り下げます。
 第3回は、Native Chemical Ligation (NCL)のもう一方の重要な中間体であるペプチドチオエステルの合成に焦点を絞ってお話していきます。
【参加費】 無料 ※本セミナーはYouTube動画配信によるオンラインセミナーです
【配信期間】2023年8月7日(月)~8月21日(月)

    2023年8月7日


【ゲスト講演】ペプチド・タンパク質の合成法を深く学ぶ 第4回(前編)*本イベントは終了いたしました。


HAMARIウェビナー ゲスト講演 ”深く学ぶ” シリーズの動画配信です。
フォームに必要事項をご記入いただければ、どなたでも視聴できますので、部内や関係者へ共有していただくことも可能です。
2023年8月2日(水)から1週間の期間限定でご視聴いただけます。
*本配信への申込を終了いたしました。たくさんの申込ありがとうございました。

 
【演題】
 ペプチド・タンパク質の合成法を深く学ぶ
 ~ケミカルライゲーション法の登場から最新の進歩まで~
 第4回 セリンスレオニンライゲーション(STL)(前編)
【講師】井澤 邦輔 先生(元味の素株式会社理事)
【要旨】
 本ウェビナーは、HAMARIウェビナー ゲスト講演 ”深く学ぶ” シリーズです。
 ゲスト講師として井澤 邦輔 先生をお迎えして、複数回にわたって開催いたします。
 今回は、セリンスレオニンライゲーションという革新的な手法に焦点を当て、その原理と応用について紹介します。
【参加費】 無料 ※本セミナーはYouTube動画配信によるオンラインセミナーです
【配信期間】2023年8月2日(水)~8月9日(水)
【動画時間】約33分

    2023年8月2日


【ゲスト講演】ペプチド・タンパク質の合成法を深く学ぶ 第3回(後編)*本イベントは終了いたしました。


HAMARIウェビナー ゲスト講演 ”深く学ぶ” シリーズの動画配信です。
フォームに必要事項をご記入いただければ、どなたでも視聴できますので、部内や関係者へ共有していただくことも可能です。
2023年7月18日(火)から1週間の期間限定でご視聴いただけます。
*本配信への申込を終了いたしました。たくさんの申込ありがとうございました。

 
【演題】
 ペプチド・タンパク質の合成法を深く学ぶ
 ~ケミカルライゲーション法の登場から最新の進歩まで~
 第3回 ペプチドチオエステルの合成(後編)
【講師】井澤 邦輔 先生(元味の素株式会社理事)
【要旨】
 本ウェビナーは、HAMARIウェビナー ゲスト講演 ”深く学ぶ” シリーズです。
 ゲスト講師として井澤 邦輔 先生をお迎えして、複数回にわたって開催いたします。
 今回の話題は、Native Chemical Ligation (NCL)のもう一方の重要な中間体であるペプチドチオエステルの合成に焦点を絞ってお話していきます。
【参加費】 無料 ※本セミナーはYouTube動画配信によるオンラインセミナーです
【配信期間】2023年7月18日(火)~7月25日(火)
【動画時間】約39分

    2023年7月18日


【出荷業務】夏季休暇に伴う休業期間ならびに出荷業務


拝啓
 貴社ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。平素は格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます。
 さて、下記の通り夏季休暇の休業期間に伴う出荷業務関連についてご案内いたします。
 ご迷惑をおかけいたしますが、何卒ご了承のほどよろしくお願い申し上げます。

敬具

1.夏季休業期間

  ◆浜理薬品工業㈱          :8月11日(金・祝)~8月16日(水)

  ◆浜理PFST㈱ (千歳工場・米沢工場):同上
 
2.出荷業務
  ◆出荷停止期間                8月7日(月)~8月17日(木)

  ◆休業前までの納入ご希望締切日        7月28日(金)午前11時迄

  ◆休業明け(8/18以降)出荷のご希望締切日 7月31日(月)午前11時迄
 
休業期間前後は運送会社に荷物が集中し残荷・延着が予想されますので、余裕をもってご発注いただきますようご配慮のほどお願い申し上げます。
なお、製品によっては小分け等の対応が生じて期日内のご注文でもご希望納期に添えない場合もございますので事前にお問い合わせください。
その他、ご不明な点などありましたら下記窓口までお問い合わせくださいますようお願い申し上げます。
 

【お問い合わせ窓口】

 ■営業第二課:TEL 06-6205-7227(担当:山本、菅原)

以上

    2023年7月12日


【講演】第43回有機合成若手セミナー*本イベントは終了いたしました。


第43回有機合成若手セミナーにて、講演を行います。
*本イベントは終了いたしました。皆様のご来場、誠にありがとうございました。
 
【日 時】   2023年8月8日(火)9:55~17:30
【会 場】   京都工芸繊維大学 60周年記念館
【演題】  フロー合成の医薬品開発研究への応用と連続生産に向けて (15:50~16:40)
      浜理薬品工業株式会社 研究開発本部 研究開発第一部 部長 川本 哲治
【発表概要】
フロー合成およびそれによって構成される連続生産は、製薬企業の使命である「必要な医薬品を早く患者様へ届ける」という創薬における課題と、「高品質な医薬品を必要な時に必要な量だけ患者様に提供する」という製薬における課題のソリューションとしても期待されている。
本講演では、フロー合成の医薬品開発研究への応用例とフロー合成から構成される連続生産の重要性について紹介する。
有機合成若手セミナー「明日の有機合成を担う人のために」|有機合成化学協会 関西支部
 

    2023年7月11日


【ゲスト講演】ペプチド・タンパク質の合成法を深く学ぶ 第3回*本イベントは終了いたしました。


HAMARIウェビナー ゲスト講演 ”深く学ぶ” シリーズの動画配信です。
フォームに必要事項をご記入いただければ、どなたでも視聴できますので、部内や関係者へ共有していただくことも可能です。
2023年6月23日(金)から1週間の期間限定でご視聴いただけます。
*本配信への申込を終了いたしました。たくさんの申込ありがとうございました。

 
【演題】
 ペプチド・タンパク質の合成法を深く学ぶ
 ~ケミカルライゲーション法の登場から最新の進歩まで~
 第3回 ペプチドチオエステルの合成(前編)
【講師】井澤 邦輔 先生(元味の素株式会社理事)
【要旨】
 本ウェビナーは、HAMARIウェビナー ゲスト講演 ”深く学ぶ”シリーズです。
 ゲスト講師として井澤 邦輔 先生をお迎えして、複数回にわたって開催いたします。
 今回の話題は、Native Chemical Ligation (NCL)のもう一方の重要な中間体であるペプチドチオエステルの合成に焦点を絞ってお話していきます。
【参加費】 無料 ※本セミナーはYouTube動画配信によるオンラインセミナーです
【配信期間】2023年6月23日(金)~6月30日(金)
【動画時間】約41分

    2023年6月19日


ACS Spring 2023でポスター発表

研究開発部 深澤です。HAMARIでは,得られた研究成果を積極的に学会等で発表していますが、2023年3月、ACS Spring 2023でポスター発表をしてきました。

ポスター発表 ニュースリリース

【Title】 Rapid and efficient syntheses of tryptophans using continuous-flow quaternization-substitution reaction of gramines with a chiral nucleophilic glycine equivalent

 

HAMARIが力を入れて取り組んでいるフロー合成の成果を、ようやく海外の学会で発表出来て感慨深いです。

 

ACS Spring 2023_hamari
ポスターと私

 

ポスター発表は学会の2日目と3日目の夜の計2回実施し、様々な方に質問やコメントを頂きました。
 (企業 E) 面白い研究だと思う。最後の化合物の取り出し部分も連続生産になっていると良いね。
 (学生)  研究室の勉強会でフロー合成を選び、興味を持った。500 g/hはすごい。フロー部分も自分たちで作ったんですね。
などなど。
お世辞かもしれませんが、「浜理の技術力の高さを感じることが出来ました。」などと声をかけて下さる方もいて、励みになりました。
 
また、日本の一般的な学会と異なり、ポスター発表は19時以降の2時間にわたって開催され、発表者も含めてアルコールを片手に参加されている方がいらっしゃることが印象的でした。

 

発表内容はこちらからダウンロードできます。

発表内容をダウンロード
 

おまけ

 

ACS Spring 2023_会場の様子1
会場に設置されていた看板 多くの人が目の前に立って記念撮影をしていました。

 

ACS Spring 2023_会場の様子2
看板の裏側 ホワイトボードになっており、来場者が気軽に書き込めるようになっていました。写真は1日目夕方。

 

    2023年6月13日


【ゲスト講演】ペプチド・タンパク質の合成法を深く学ぶ 第2回*本イベントは終了いたしました。


HAMARIウェビナー ゲスト講演 ”深く学ぶ” シリーズの動画配信です。
フォームに必要事項をご記入いただければ、どなたでも視聴できますので、部内や関係者へ共有していただくことも可能です。
2023年5月19日(金)から1週間の期間限定でご視聴いただけます。
 
*本配信への申込を終了いたしました。たくさんの申込ありがとうございました。

【演題】
 ペプチド・タンパク質の合成法を深く学ぶ
 ~ケミカルライゲーション法の登場から最新の進歩まで~
 第2回 補助基を用いる手法の開発と利用
【講師】井澤 邦輔 先生(元味の素株式会社理事)
【要旨】
 本ウェビナーは、HAMARIウェビナー ゲスト講演 ”深く学ぶ”シリーズです。
 ゲスト講師として井澤 邦輔 先生をお迎えして、複数回にわたって開催いたします。
 今回の話題は、Cysやチオール置換アミノ酸を用いないNative Chemical Ligation (NCL)です。N端に特定の補助基を使用する手法とその研究展開について掘り下げます。
【参加費】 無料 ※本セミナーはYouTube動画配信によるオンラインセミナーです
【配信期間】2023年5月19日(金)~5月26日(金)
【動画時間】約41分

    2023年5月19日


【お知らせ】クールビズ実施について


弊社では、省エネ対策および温室効果ガス削減等のため、下記期間中は「クールビズ」を実施いたします。
皆様のご理解とご協力をお願いいたします。
 
【実施期間】
2023年5月1日~10月31日

【実施内容】
(1)室内の温度設定
   原則、冷房時の室温を28℃を目安に設定いたします。
   ただし、お客様に不快感を与えないよう適宜温度調節を行って参ります。
 
(2)服装
   上記期間中、原則として、ネクタイ・ジャケット等を着用せずに軽装でのご対応とさせて頂きます。

    2023年4月28日


【見逃し配信】ペプチド・タンパク質の合成法を深く学ぶ 第1回(後編)*本イベントは終了いたしました。


2023年3月22日(水)~3月29日(水)に配信したウェビナーの見逃し配信です。
フォームに必要事項をご記入いただければ、どなたでも視聴できますので、部内や関係者へ共有していただくことも可能です。
2023年4月17日(月)までの期間限定でご視聴いただけます。この機会にぜひご覧ください!
 
*本見逃し配信への申込を終了いたしました。たくさんの申込ありがとうございました。

【演題】
 ペプチド・タンパク質の合成法を深く学ぶ
 ~ケミカルライゲーション法の登場から最新の進歩まで~
 第1回 その発見と初期展開(後編)
【講師】井澤 邦輔 先生(元味の素株式会社理事)
【要旨】
 本ウェビナーは、HAMARIウェビナー ゲスト講演シリーズです。
 ゲスト講師として井澤 邦輔 先生をお迎えして、複数回にわたって開催いたします。
 第1回は、Native Chemical Ligation (NCL) の発見と初期展開について、前編・後編に分けてご紹介いたします。
【参加費】 無料 ※本セミナーはYouTube動画配信によるオンラインセミナーです
【配信期間】見逃し配信:2023年4月10日(月)~4月17日(月)
【動画時間】約40分

    2023年4月10日


【講演】フロー・マイクロ合成研究会 (第98回研究会)*本イベントは終了いたしました。


*本イベントは終了いたしました。皆様のご来場、誠にありがとうございました。
フロー・マイクロ合成研究会 (第98回研究会)にて、講演を行います。
 
【日時】2023年4月21日(金)14:00~17:10
【開催形式】
 ・対面式:大阪科学技術センター7階700号室(大阪市西区靱本町1-8-4)
 ・オンライン式:zoomによるライブ配信
フロー・マイクロ合成研究会 第98回研究会
 
【演題】原薬メーカーにおけるフロー合成、連続生産への取り組み(15:05~16:05)
    浜理薬品工業(株)研究開発部CTラボ 大平 雅之

    2023年4月6日


【出荷業務】ゴールデンウィークに伴う休業期間ならびに出荷業務


拝啓
 貴社ますますご清祥のこととお喜び申し上げます。平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
 さて、下記の通りゴールデンウィークの休業期間に伴う出荷業務関連についてご案内いたします。
 ご迷惑をおかけいたしますが、何卒ご了承のほどよろしくお願い申し上げます。

敬具

1.ゴールデンウィーク休業期間
           浜理薬品工業㈱:4月29日(土)~ 5月7日(日)
   浜理PFST㈱ 米沢工場・千歳工場:4月29日(土)~ 5月7日(日)
 
2.出荷業務
 休業期間前後は運送会社に荷物が集中し残荷・延着が予想されますので、余裕をもってご発注いただきますようご配慮のほどお願い申し上げます。
 
 ◆出荷停止期間:4月25日(火)~ 5月8日(月)
 ◆4月末迄の納入ご希望締切日:4月19日(水)午前11時迄
 ◆休業明け(5/9~5/12)出荷のご希望締切日:4月20日(木)午前11時迄
 
 なお、製品によっては小分け等の対応が生じて期日内のご注文でもご希望納期に添えない場合もございますので事前にお問い合わせください。
 その他、ご不明な点などありましたら下記窓口までお問い合わせくださいますようお願い申し上げます。
 

【お問い合わせ窓口】

 ■営業第二課 TEL:06-6205-7227(担当:山本、菅原)

以上

    2023年3月28日


【ゲスト講演】ペプチド・タンパク質の合成法を深く学ぶ 第1回(後編)*本イベントは終了いたしました。


本ウェビナーは、HAMARIウェビナー ゲスト講演シリーズです。
ゲスト講師として井澤 邦輔 先生をお迎えして、複数回にわたって開催いたします。
第1回は、Native Chemical Ligation (NCL) の発見と初期展開について、前編・後編に分けてご紹介いたします。
後編は2023年3月29日(水)までの期間限定でご視聴いただけます。この機会にぜひご覧ください!
 
本動画配信への申込を終了いたしました。たくさんの申込ありがとうございました。

【演題】
 ペプチド・タンパク質の合成法を深く学ぶ
 ~ケミカルライゲーション法の登場から最新の進歩まで~
 第1回 その発見と初期展開(後編)
【講師】井澤 邦輔 先生(元味の素株式会社理事)
【参加費】 無料 ※本セミナーはYouTube動画配信によるオンラインセミナーです
【配信期間】2023年3月22日(水)~3月29日(水)
【動画時間】約40分

    2023年3月22日


【出展・プレゼン】CPHI Japan 2023*終了しました


*本イベントは終了いたしました。皆様のご来場、誠にありがとうございました。
ブース 5J-17 にてお待ちしております。是非お立ち寄りください!
【ブース】5J-17(日本医薬品原薬工業会パビリオン)
【開催場所】東京ビッグサイト 東4・5・6ホール
【開催期間】4月19日(水)~21日(金) 10:00~17:00
 
<出展社プレゼンテーション>
【タイトル】浜理のペプチド製造,プロセス開発からGMPまで
【会場】セミナー5B 会場:東5ホール内
【日程】4月20日(木) 10:30~11:00 (発表番号:5B-16)
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    2023年3月17日